二度と同じものは、穫れません。


厳しい冬が明け、広葉樹の森は次々と花を咲かせて春の訪れを喜びます。新緑が山を覆う頃には、山蜜の雄・トチノキが開花します。アカショウビンの鳴き声が響く静かな奥山で蜂たちが集めた、樹々の生命力を感じるはちみつです。
横軸は検出量(リード数)の対数目盛。1目盛で10倍です。


6月中旬、ハリエンジュの花が甘い匂いを放つ頃、川縁の巣箱の蜂たちは、林縁のクローバーの花の蜜を集めてきました。癖のないクローバー蜜に、咲きはじめの栗の花の蜜がコクを加え、穏やかな岩手の初夏を感じます。
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7月初旬、本格的に暑くなった頃、山は深い緑に覆われます。清流沿いの栗林の前をクロアゲハが飛び回るなか、涼しげなシナノキが花を咲かせました。柑橘のような甘酸っぱさと、鼻に抜ける香りの高さが清涼感を演出します。
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北上高地の霊峰・早池峰山系の奥山に、木苺(キイチゴ)の咲き乱れる春が訪れました。白く可愛らしいキイチゴに、瑞々しいミズキやトチ、気品漂うフジが紫の花を咲かせ、アオバトが神秘的な鳴き声を響かせます。2026の春は度々の強風と倒木に見舞われましたが、働きバチたちは森のなかで懸命に集めてきました。春を凝縮した濃厚な甘みと焼き芋のようなほのかな香ばしさが特徴です。
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奥羽山系・岩手山の雄大な裾野に抱かれた落葉広葉樹の初夏は、カッコウやクロツグミがさかんにさえずる声と、冬の間に蓄えたオニグルミを夢中で齧るリスの歯音で賑やかです。2026年の岩手は、5月末という異例の遅さで到来した遅霜で多くの花芽が枯れてしまいましたが、霜に負けずたくましく咲いた花々からミツバチたちが集めました。高原の風を感じさせる爽やかな風味です。
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すっかり緑の濃くなった6月の奥山。林内ではエゴノキやハクウンボク、サンショウ、ウツギ…など、小ぶりの木々達が静かに思い思いの花を咲かせます。採蜜の日、早池峰山を源流とする付近の清流では、山翡翠(ヤマセミ)が魚を狙っていました。舌の先にほのかに感じる山椒のようなスパイシーさと山菜のような大人の苦味が特徴。ワインやウィスキーのお供のほか、チーズなど塩系との相性も good です。
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梅雨の晴れ間の北上山麓では、クリやシナノキ、ケンポナシなどの樹々が白い花をたわわに咲かせ、思い思いの香りを放ちながら夏の虫たちを引き寄せます。特に2026年は、豊凶が隔年といわれるケンポナシがあちらこちらで花を咲かせ、清々しくも強く甘い香りで森を包んでいました。そんな樹々の花の香りをぎゅっと閉じ込めたような、華やかな香りと風味が特徴のはちみつとなりました。
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梅雨が明け、岩手山麓の高原で迎えた本格的な夏。セミの大合唱と、山肌をわたる雲の影。蜜源のハリギリは、幼木のうちは幹じゅうが棘ですが、大きくなると棘を落とし、梢を雲のような白い小花で覆います。舌に感じる山菜のような渋みを、しっかりとした濃厚な甘味が包みます。
横軸は検出量(リード数)の対数目盛。1目盛で10倍です。
| 区分 | 商品 | 内容量 |
|---|---|---|
| 単品 | 各種はちみつ単品 | 50g 瓶 |
| 120g 瓶 | ||
| いちじくのはちみつ漬け | 50g 瓶 | |
| 120g 瓶 | ||
| オニグルミのはちみつ漬け | 50g 瓶 | |
| 120g 瓶 | ||
| くるみチョコ入り | 40g 瓶 | |
| 100g 瓶 | ||
| ギフトBOX | 森のテロワール Vintage 2026 | 50g × 3種セット |
| 120g × 2種セット | ||
| 森ノ実IX(モリノミクス) | 木の実の蜜漬け 3種セット |
※ 価格は オンラインショップ をご覧ください。
※ 卸売・OEM・返礼品向けの構成は、別途ご相談に応じます。
森は、毎年ちがう顔をしています。
テイスティングノートは、加藤木 健 氏に2026年産の各ロットをご試飲いただいた際の個人の感想です。